END POLIO NOW キャンペーン in 鎌倉ビーチフェスタ
2016年5月21日(土)・22日(日)
© Rotary International/Alyce Henson
© Rotary International/Alyce Henson
バックスクリーンの前で撮影します
阿蘇のメイスイ 300ml
ポリオ(骨髄性小児麻痺)とは、ポリオウイルスによって発症するウイルス感染症で、身体麻痺の後遺症をもたらし、時として命さえも奪う伝染病です。
日本では、2000年にポリオ撲滅宣言が出され、ポリオに対する認知度も低くなりつつあります。
しかし一方では、不活化ワクチンへの切替など、ポリオの予防接種に対する関心が改めて高まっています。
また、世界にはワクチンの接種を受けられず、未だポリオに感染し、苦しんでいる子供たちがいます。
国際ロータリーは、この「ポリオ撲滅活動」の世界最大の支援団体です。
1979年に活動が始まり、毎年35万件あった感染は、2012年にわずか223件にまで減少しました。
全世界からの完全撲滅まで「もう少し」です。
1988年に発足した世界ポリオ撲滅推進計画(GPEI)は、ロータリー、世界保健機関(WHO)、ユニセフ、米国疾病対策センター(CDC)、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団、そして各国政府を含む官民共同の取り組みです。
ロータリーは主に、アドボカシー活動、募金、ボランティア集め、認識向上において重要な役割を果たしています。
100万人以上のロータリー会員が、ボランティアや寄付を通じてポリオ撲滅を支援しています。
毎年、大勢のロータリー会員が、ポリオ感染者が出ている国での予防接種活動を手伝っています。
また、ユニセフなどのパートナー組織と協力し、紛争や地理的・経済的要因によって隔離された地域で予防接種への認識を高めるために、マスコミュニケーションの手段を提供しています。
ロータリー会員はさらに、ボランティアの確保やワクチンの輸送など、手配面での支援も行っています。
ロータリーは、ポリオ撲滅に対する一般の認識を高めるために「あと少し」キャンペーンを立ち上げ、ビル・ゲイツ、デズモンド・ツツ大司教(ノーベル平和賞受賞者)、アーチー・パンジャビ(俳優)、ジャッキー・チェン(俳優)、ジャック・ニクラウス(プロゴルファー)、PSY(サイ、歌手)など多くの著名人がこのキャンペーンに参加しています。
ロータリークラブは奉仕団体ですが、奉仕を目的とした団体ではありません。
さまざま職業・専門職のリーダーが週に一度の例会に集い、その場において、多くの成功経験を積んできた職業人から知識や経験、価値観などに触れ合うことで、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図り、その結果として奉仕の心が育まれる場所です。
この一人ひとりの奉仕の精神が終結した結果、国際奉仕、そして地域への奉仕という活動につながっています。